御天 (下井草)
下井草で降りたのは初めて。
いやーそれにしても下井草ってなかなか渋い場所・・西武線って西武新宿線と西武池袋線では結構それぞれの駅の雰囲気が全然違いますよね。
西武新宿線のほうがなんかちょっとローカルな雰囲気かもしだしてますねf^_^;
下井草駅から北へあるくとまもなく現れる新青梅街道沿いにあり、駅から真北といえる方角。
時間も遅く他に廻りには何処もお店はやっていそうも無い状況でなかなか目立ちますよね。
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お店の雰囲気はラーメン屋というのではなく、どちらかというと居酒屋。
居酒屋に来たつもりがラーメンが旨かった…ある人に依ってはそんなお店かもしれません。
メニューにはタイ式ラーメンとインド式がおすすめとして大きく書かれていて
かなり気になりましたが予定どおり「温泉玉子ラーメン」を注文。
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今日は博多ラーメンが食べたい口になっていたので良かったのですが、スープの濃厚さ予想以上。その濃さには驚き。
さらさらしたスープではなくネットリと豚のコラーゲンのようなゼラチン質を多く含んだようなスープでいつまでも口の中で主張しつづける味わい。
サラサラした所が無くいつまでも口の中をマッタリ味わいが残り続ける。
又かなり細い麺で博多ラーメン系の店でもあまり見ないくらいの細さではないかと…。
こちらのお店も麺の硬さは「粉落とし」まで対応してくれるようでバリカタファンには
間違い無しなお店でしょうか。
全く今風のアレンジを加えた所が無く本場の博多ラーメンとしての主張満点。
上に載った半熟温泉たまごの黄身のまったりとした味でまた違う濃厚さ。
思わずメニューの「たまごかけご飯」を注文。
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「那須の赤い太陽」という玉子らしい… ラーメンに茶碗いっぱいのたまごかけご飯
お腹いっぱい…もう食べられません(~∇、~;)
# by one-thug | 2006-10-17 03:52 | 外でごはん
藤巻劇場 (池尻大橋)
弥孔斗につづき池尻大橋。今度は246に出た通り沿いのお店。店主の方とお話したが石神氏の取材を何時か断ったそうで、それでも熱心さと人柄のよさを感じて根負けして取材を受けたというお話。
以前から店の存在には気付いていたが、そもそもラーメン店だとは思わなかった。(なんとなく焼き肉屋さんかなとf^_^;)外観も目張りしてあり店中を外からは伺い知れず知らないとなかなか入ろうという気にならないかも知れない…。カウンター10席程しか無く、カウンターにはメニューも価格表示も無し。
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本で入れ知恵付けるか、口コミくらいでしか、この店には易々とは入ろうとはなかなか考え着かないかも。入れ知恵付いた状態の自分は普通に入店して「赤を下さい」とつげると「始めての方なのに…やっぱり本見て来ていただいたんですか」と。
それと本にはまず「赤」を食べて行って始めて違う物が食せるというように書かれてあったが、店主いわくそうではなく、単に店側として「あくまで「赤」がベースとしてあり、そこから他の種類があるだけであって「赤」をまずは食べないと他の物を供さないとか、そんな偉そうな物じゃ無いんです」と。しかしこのお店のご主人もなかなかタダモノならぬ雰囲気でして・・なかなかの
こう言っては自分がエラソーですがなかなかのやり手のアニキな雰囲気ぷんぷんした。
要は、かっちょいいおっちゃんなのです。チョイワルな感じ。
駒場東大前の「嚆矢」の方にも見た目のインパクト負けてませんf^_^;
(行った人しかわからんだろーなー笑)
とにかくこのあたりは場所柄なかなかウェルスィーなチョイワルおやじ雰囲気のスタイルもやけに良かったりするオイチャンも少なくありません。
 
 話しは脱線しましたが肝心のラーメンは、(ラーメンと言っちゃって良いのかなあ…基本的にラーメンという枠からは飛びだした雰囲気)器には花が添えられてるなんて
今までありましたかっっヽ(`◇´;)))ほんとびっくりなのですよ!
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後ご飯も付きます。軽めに長粒米が盛られた器でジャスミンと言う品種の米を使っておりサラサラ目のスープには善く合う米だそうで最後に具をすくってスープを入れて食します。
上にはパクチー、人参、セロリなど香りの強い物同士が真っ赤なスープの上でまさに競演。麺は白いめの米粉でも使ったような歯切れ良いストレート麺で南国の雰囲気たっぷりですわ。
とにかくかなりスパイシーで辛みがしっかりとあってはっきり言ってかなり辛いです。自分も辛い物結構平気な方ですがちょっとむせた。
オイチャン同様、ラーメンもかなりアダルティーでございます。
まず子供には無理でしょう。とにかくこの方が藤巻さんだと思いますが、この藤巻氏の情熱を表現する為に生まれた店が劇場であり、そこではアダルティーな雰囲気一杯、情熱となってHotに詰まった氏の渾身の一杯を客が食すための客席に着く。それには氏に気持ちを委ね、まな板の鯉になってただ自分の食い意地に素直でなければ行けません。食い意地が無いなら止めたほうが良いと言うのが僕の感想。ですからある人には教えたい、またある人には教えたくない店かな

お子ちゃまには無理なのだ( ̄ー+ ̄)
# by one-thug | 2006-10-15 02:12 | 外でごはん
とらのこ (大泉学園)
大泉学園駅からすぐ、東大泉の東映に向かう途中にある。
今回も着いたのがギリギリ…前回はお店が夏休みで店前で敢なくガックリでした。
今回も見事ブービー客となりましたがなんとか(汗)
通りから入った店で判りづらいかも…通り向かいには例のお好み焼きの「ぼちぼち」が。
石神本が出たばかりの影響もあるのか少し並んだ。
並ばない店かと想像してたんだけど。 お店は狭く8席程しかない。
店主が若い。一人でタオルハチマキで切り盛り。
なかなか人のよさが滲みでた感じで良い。カウンターには魚粉があり好みで使えるのは良い。
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魚だしラーメンに半熟あじたまトッピングで注文。
スープを一口含み魚系のその味わいを試す。意外と後味さっぱりの魚系出し汁が強いインパクト。店主はスープ最後の方なので「濃かったら言ってください」と話したがそんなに濃いという味には思わなかった
メンマは大きさがバラバラなのは構わないが印象に残らない感じで使い方は僕は変えたほうが良いのでは?と思ったが、しっかりと載ったシャキシャキもやしのせいか。麺は中太のモッチリタイプ。加水率は高めか。半熟あじたまは味の濃くマッタリ黄身が美味。チャーシューは脂身と赤身部分がバランス良い大きめサイズが嬉しい。
大泉学園に来たのは三度目かな…本当東京もいろんな場所がありますわ
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# by one-thug | 2006-10-14 03:37 | 外でごはん
弥孔斗 (池尻大橋)
池尻大橋の駅の北側の裏手に最近出来たお店でしょうか?
とにかくあまり目立つ場所にはありません。246の裏手になりますし。
職場のスタッフにお店の事を聞き知ったお店ですが、この辺りに住んでいなければ
到底気づかないような・・そんな場所にあります。
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 昨日、石神本の新版が出て早速買いました。
どうやら、最近単なる石神ファンになっている自分に気づいてしまっています・・
また最近気づいたのは想像以上に自分が住むエリアにはラーメン店の新店が
多く出店しているな、という事です。
やはり恵まれた立地なのでしょうか??(住んでいると判らないものですね。
まさに灯台下暗しか・・・)
246沿いには最近「藤巻劇場」という、店構えが非常に異彩を放つお店が
出来ました。
非常に気になってはいたのですが入店した事はありませんでした。
早速、出た石神本にはお店が紹介されていました。
一応明日行く予定です(今日も行きましたけど、ちょうど昼の営業が終わった時間だった・・)
楽しみです。

さて今日のお店ですが、今主流か?と思えるくらいに多い、魚介系豚骨のお店で、
魚粉を加えてまったりとした特有のスープを食べさせるお店だと思います。
今日はラーメンではなく「つけめん」中盛りとプラス味たまをトッピング追加したのですが
スープ自体はそれほどオリジナリティは感じられずエキス分を濃く抽出したような
魚介豚骨です。
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自分的には最近行ったお店は「六厘舎」「庄や」ですが
人気、名実共に名高い(まぁー僕の勝手な好みですが)両店に比べてスープ自体の味わいはサッパリ目でした。
太めに切りそろえたチャーシュー。黄身が特に滋味深い味たま。麺は平麺の太め。
ですがゴワつきのないスルスル行ける麺です。
つけ麺は「あつもり」は無いのですが「あつもり」1度食してみたい。
まぁー近日中にラーメンも食べに来ます。
# by one-thug | 2006-10-12 03:15 | 外でごはん
一蘭 (渋谷)
たまにはこういった有名チェーン店も良いか…という事で渋谷のど真ん中。
(日曜夜でこうゆうお店ぐらいしか夜までやっていないんだよねf^_^;)
それにしてもこの一蘭の流れ作業工場のようなラーメン店は一体全体…(汗)
この店独自の「横ついたて」?「前暖簾」…「食べる事に集中してもらう為」って、
まぁ食べる事に確かに集中は勿論できますが、誰が見たって単にお店の客入りの
回転を究極に上げる方法=売り上げ至上主義の方法を考えたらこうなりました。

みたいに思えてしかたありませんが、そう思うのは僕だけでしょうか?
回転寿司の廻っている寿司が客に変わって「廻ってます。」みたいな店だと思ってしまった。
この渋谷店は本当に結構お客さんが並んでいて、一体一日何杯の売り上げがあるのか
聞いてみたくな所です。
一蘭  (渋谷)_e0056676_231347.jpg

肝心のラーメンですが、基本的にすべて自分仕立ての用紙には(普通)の部分に
丸をつけた。
麺の固さは「硬め」を丸。
量は少なめで想像通り(失礼)のボリューム。チャーシューが寂しいかな・・
カップラーメンのチャーシューっぽい。
(スーパーに売っているロースハムのようなチャーシュー。)

しかしこの甘いスープは一体全体???

こんなに甘いスープは初めて。いったいどういったスープの作り方でこんな甘い味が
出るのか自分は不思議。何の甘みか?聞いてみたい。
普通にげんこつを長時間煮込んだだけでは出ないと思うだけに。。
多数の人が美味しいと言うこちらのお店。甘やかで口当たりが良くて・・という
現代風の現代人の若い人が好む味だというのが率直な感想。
生まれた時にはカップラーメンが普通にあった世代の人には、その味に嵌る
要素が充分。
あと博多ラーメンなのに、紅しょうががカウンターに無い・・
どっかに設置されてたんやろうか。でも味的には紅しょうがを載せても
旨くないかもしれないな。
店を出るとそこは渋谷公園通りの坂下・・
こりゃ相当な売り上げを上げなきゃ賃料払って、人件費出せませんで。
嵌る人が多い味だと思います。
一蘭  (渋谷)_e0056676_233635.jpg

# by one-thug | 2006-10-09 02:08 | 外でごはん