しろ八 (新宿御苑)
勝手な想像をすると、いかにもラーメンが好きで脱サラリーマン(とてもきまじめな雰囲気の方)したような店主が「自分が食べたいラーメンを作りました。食べてみてください」と言っているような、そんな印象のお店。しょうゆ680円を注文。
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ほど無く注文したラーメンが出されるとスープは好みで濃さを調整してくれるとか
麺の上に載った南瓜が印象的で一風変わっているが甘みの乗ったほくほくしたカボチャが素朴なラーメンの中でも主張しておりスープを作りあげる過程で使用された野菜の一つなのであろうか?とても珍しいのではないだろうか。
麺は平打ちのちぢれ麺でコシがあり好印象。
スープの持ち上げのよさは特筆もので時間とともにスープをよく吸い味が広がる印象が強い。
スープは醤油だが関東特有の濃さは無くあくまで下地のスープの味がしっかりとした物で醤油で旨味を消される事の無いバランス良いスープ。
途中、店主にワサビを少量頂きスープに溶かしながら頂く。飽きの来させない工夫もされており首尾一貫した主張を感じさせてくれる一杯はラーメン好きにはたまらない。 新宿の裏通りにひっそりと佇む店で数分歩けば「ひるがお」や「大勝軒」などもあり激戦区と言える場所だがここもやはり関西にいると出会う事の無い東京らしいラーメン
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# by one-thug | 2008-10-11 23:51 | 外でごはん
らーめん 麺好 (中野富士見町)
 こちらのお店も一度は来てみて入れなかった店。
夜営業をやっていないようで14時くらいには入店しないと厳しいのかも知れない。
無科調スープをメニューにも謳っており、醤油、味噌、つけめん、でそれぞれ
麺を変えるという店主のこだわりが感じられる店だという事で二度目に来て入店できた。
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店内を店主一人できりもりしているようでお昼時の集客時間帯にせわしなく
厨房内でラーメンを作っている姿が印象的。
また客の注文に対しても快く受け答えする感じが良い。
「らーめん 650円」を注文。

魚介の抽出の強いインパクトあるスープの香りで
一口すするといつまでも、魚介の香りが口中を占拠。
見た目も非常に丁寧に一杯一杯を作り上げている丁寧さを感じられる。
インゲンの緑鮮やかな姿見で、一杯を出された瞬間にしばし眺めていたくなった。
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スープには豚骨、トリガラが加わりイワシ、アジの煮干、昆布などを煮出した物とか。
注文した「らーめん」は黄色が濃い目の細い麺で時間の経過と共に麺がスープを
吸うようになる。
滋養味深い半熟味たまが半分カットとほろほろ崩れるバラ巻きチャーシューに
海苔、ネギといたってシンプルな構成も満足の一杯。

気がつけば汗をだらだら垂らしながらスープまで飲み干していた。
ラーメン食べるのも汗を拭きながら・・そんな季節になってきたのか・・
# by one-thug | 2007-05-01 22:43 | 外でごはん
江ぐち (三鷹)
駅前南側にある東京三菱銀行の裏手の地下一階にある老舗ラーメン店であり
けやき出版の「多摩のラーメン 感動の100店」でも多摩地区殿堂入りの11店の中で
まずトップに名前が挙げられているのがここ「江ぐち」。
場所が地下一階で解りづらかったがなんとか見つけ出し入店。
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カウンターのみの席には10名ほどが座る事が出来椅子の一部は長椅子で2、3人で
座れる椅子が置いてある。
カウンターテーブルが変わっていてステンレスで出来たテーブルは凹んでいて客が
ラーメンをひっくり返しても下には落ちないかも…
そういう事を狙っているのか何の為の特殊なテーブルなのかはよく分からなかった
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メニューを見て驚き。ラーメンがたった400円。
いつから値段を変更していないのか…
「チャーシュー麺550円」を注文。
今時の無化調などではないが店内にはスープの香りが充満している。
スープはあっさりとしているが動物系の味わいも感じられコクもある醤油スープ。
麺は加水低めで食べ応えある食感で蕎麦粉のような香ばしい香りと味わいがくせになる感じ。
メンマ、脂身多めチャーシューはいたってシンプルでフツーだが、しっかりとした食感とこおばしいこれはクセになる味かも…絶対また食べたくなるな
# by one-thug | 2007-04-28 01:02 | 外でごはん
武田流古式カレーと支那そば インディアン (蓮沼)
 山手線を品川で京浜東北線に乗り換え一番前に乗ると、蒲田駅でちょうど池上線に乗り換えやすいホーム位置に降りられる・・・
というか初めて蒲田から池上線に乗ったら、たまたま一番前の車輌に乗っていてたまたま乗り換えが乗り換えに近いホームに降りてた…
4両ほどの短い東急電車に乗り蓮沼駅を降りると駅前に「蒲田名物」なる白い看板ですぐに見つかる。
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店内に入ると小さい女の子が遊んでた(笑)店主の娘さんかお孫さんかは知らないが(笑)
 メニューを見るなり「高級カレー」「うちより美味しいカレーがあったら御一報下さい。」の文字に気になり魅かれたが「支那そばと半カレー1050円」を注文…
武田流古式カレーと支那そば インディアン (蓮沼)_e0056676_0475035.jpg

支那そばは、今食べたいラーメンのタイプだったという事もあってかしっかりとした塩味の
効いたスープの支那そばはことさら美味しく感じた部分もあるかも。
しかし美味い物は美味いんだから(笑)

石神本をして「この店の真価はカレーと支那そばをセットにして注文して始めて発揮される」
という。
本にもあるようにその中華そばを8割ほど食べ終わった頃合を見はかりカレーが出される。
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真っ黒なルーには一口食べると判るが辛さの中にも甘みがありまさにクセになる味わい。
長時間野菜を焦がさないように炒めたような焦がし玉葱の甘みやさまざまな食材から抽出されたような複雑な味わいとスパイスの芳香と合わさり美味。一瞬にして完食。

その支那そばの後半からのスープとカレーの合わさった微妙なバランス加減は
また食べたいと言う気にさせる。自分が入店した時は誰も居なかった店内には気がつけば
常連客で一杯になっていた。
# by one-thug | 2007-04-25 00:54 | 外でごはん
頑者 (本川越)
今日は埼玉川越の名店中の名店「頑者」。
週末という事もあり時間的にも、もう無理かとダメ元で店の場所まで来てみたが、店先を通り掛かると、人々がまだ列を作っていたので「一安心」・・列んでみた。50分くらいで入店。
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列んでいる途中にスタッフが注文を聞きに来たが想像以上につけめんあつもりの注文が多くチャーシュー麺を上回る様子。
最近何処の店もつけめんを注文し最後にスープ割りを頼む人のパターンが見ていてもとても多く、以前よりもかなりこの食べ方が定着しているなと思う事しばしば。
列んでいる20名程の中でつけめん以外を頼んでいる人はどうやら自分一人。
本当つけめん人気はすごい。
一度に入店できる12名程づつの注文を予め聞きその都度客を総入れ替えするパターンで自分的には大崎の「六厘舎」以来の入店方式。
ラーメン650円。
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魚粉、素材の脂分がうっすら浮きガツンと強い抽出の魚介スープは一度口にすると
当分その味をわすれそうもない…
バラ巻き肉チャーシューはトロみある白っぽい色合いの物。
ぶっとい自家製麺はごわつきある低加水率でスープのインパクトに負けない物だが、
つけ麺とラーメンで麺は変わると言う(つけ麺は超太麺でラーメンは中太麺らしい)

小ぶり目なメンマやスタッフのタオルはちまき姿を見るにつけやはり大勝軒系を思い起こさずにはおれなかったが大勝軒系の店の中には頑者の名前を見つけることは出来なかったけれども
店主が大勝軒のラーメンも好きな事が判る味だとは思うんだけれども・・
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「笑堂」か「光」にも行こうかと思ったが二駅先の霞ヶ関駅近くにある「お好み焼き」を誘われていたので今日は一軒にしておいた(笑)
とにかく一杯で充分満足できるしっかりとした味わいのラーメンで。
# by one-thug | 2007-02-26 01:41 | 外でごはん